馬鹿は風邪をひかない。は本当か。
風邪(かぜ、ふうじゃ)
感冒ともいう。
身体を急激に寒気にあてた際に起こる呼吸器系の疾患の総称。
馬鹿(ばか、莫迦とも書く)
1、知能の動きが鈍いこと。利口でないこと、またそういう人。
2、つまらないこと。
3、「ばか貝」の略。
辞書をひいてみた結果、自分の体に電撃が走った。
風邪は、「かぜ」とは読まないのである。
風邪という漢字の読み方は「ふうじゃ」であり、かぜは平仮名表記が正しいのであった。
どうでもいいや。次っ。
また、風邪の定義により、どんなに高熱を出したとて、「風邪をひいていない」と言い張ることが可能である。
39.6℃の高熱にうなされ、食事をしても味がせず、右手が痺れ、左脚を複雑骨折し、恋人もおらず、ミャンマーに親戚がいて、従兄弟と久しく会っておらず、河童探しの旅を3年間した後河童と成った穴子。風邪を体現したかのようなこの生物でさえ、風邪ではない。
その逆として少しでも大衆の面前で咳き込もうものなら、女性の顔が三割増しで良く見え、ギャルがまるで皮膚を剥がされるかの様に外すことを拒絶する、究極のギャル装備、マスクの着用を義務付けられている。
元々ギャルが装備していると思っていたが、ほぼ全てのマスク着用者は外した際、ゴリラ化する。ドラミングに警戒しよう。
さながら一護の虚化である。
常にマスクをしている女性のほとんどは、すっぴんか、鼻と口には自信がないが目だけなら私いけるんじゃね?という考えの持ち主
ー実際は、マイナス部分が隠れればマイナスの絶対値が減るという、小学生レベルの事象に本人達は気づいていない。このお得感はいわば108円の物が100円で買えたという消費税割引程度の効果しか周囲に与えないことは周知の事実であるー
ーマスクについて女性に、いや男性にも有益な情報がある。顔の下半分を隠すことにより、その美が三割増になるという事実から導ける秘技。それは
秘技、6割増し。
女性の皆様。是非お試しを。
近寄りません。
いや。近寄れません。
美しすぎて。
そういえば、風邪は
あくまで呼吸器系の疾患なのである。
クーラー直下でカステラを貪った際にむせたのなら、それは瞬間風邪体験である。
おめでとう。風邪です。いぇあ。
さて、本題に戻ろう。
馬鹿は風邪をひくのか、否か。
馬鹿の意味の3番目をご覧頂けただろうか。
ばか貝の略。
風邪ひくわけねぇだろ。
馬鹿は風邪をひかない。
という文に込められた深み。
これが叙述トリックか。